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Pythonで学ぶ! ベイズ統計 第1回

Pythonで学ぶ! ベイズ統計 第1回

初回は、確率の基本として、確率の表現方法を整理する

確率の基本

事象と確率

事象Aが発生する確率はP(A)で表現
例えば、理想的なサイコロにおいて、
事象A:「1がでる」 の確率はP(A) = \dfrac{1}{6}となる

また、Aの余事象は\bar{A}で表現
P(\bar{A}) = \dfrac{5}{6}

事象Aのサンプル数を|A|で表現
100回サイコロを振って、1が20回出た場合は、
|U|=100|A|=20P(A) = \dfrac{|A|}{|U|} = \dfrac{20}{100} になる

同時確率と周辺確率

事象がABとあり、
ABが同時に発生する事象は、A \cap B
AもしくはBが発生する事象は、A \cup B
と表現する

A \bar{A}
B 5 15 20
\bar{B} 25 55 80
30 70 100

上記の表で表すと、

 \displaystyle
\begin{aligned}
P(A) &= 0.30 \\
P(B) &= 0.20 \\
P(A \cap B) &= 0.05 \\
P(A \cup B) &= 0.45 \\
\end{aligned}

条件付き確率

事象Bが発生した条件で、事象Aが発生する確率
P(A|B) = \dfrac{P(A \cap B)}{P(B)}

先ほどの表だと、 P(A|B) = \dfrac{P(A \cap B)}{P(B)} = \dfrac{5}{20} = 0.25
になる

参考文献

この記事は以下の書籍を参考にしましたが、
私の拙い知識で書いておりますので、誤り等ありましたらご指摘ください